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市民協働の現状と課題
高島市らしい市民協働を進めるには、課題解決のために、いま何をすべきかを市民同士さらに市民と行政がともに考えていく必要があります。
今後は地域課題の解決は行政だけが取り組むのではなく、福祉・環境・まちづくりなどの多様な分野について市民の積極的な参加が求められます。
市内には 199 の区・自治会があり、この地縁組織によって地域住民の交流や福祉、地域の安全・安心、環境維持など、身近な地域課題への取り組みが展開され、またこれらの組織が市民と行政の橋渡し役として重要な役割を担っています。しかし、地域によっては少子高齢化などにともない様々な活動が困難になってきています。
一方、地域や社会の課題を自ら解決しようと活動するNPOやボランティアグループなどの活動が広がりつつあり、まちづくりの担い手として期待が寄せちれています。市民活動が活発になれば、地域課題を市民自らが考えて解決する力が養われてきます。
近年、子育てや防犯、高齢者サービスなどの身近なところで継続的に対策が求められる地域課題に関して、行政や個人だけでは対応できない状況もあり、今後この課題を地域のコミュニティでどう解決していくかが求められています。
そのため、自治会などの地縁組織と、NPOやボランティアグループなどのテーマ型組織が互いに補完し合い、タテ・ヨコに組み合わさりながら、まちづくりの担い手として成長し、協働を通じて地域社会が成熟することが必要です。
3つの環づくり
市民協働を実現するためには、次の3つの環づくりが大切です。この「協働の土台づくりと行政の位置」をモデル化したものが下図です。
「近隣コミュニティ」での協働の環づくり
小さい環のーつひとつが、近隣コミュニティレベルでの市民活動を表しています。それはたとえばボランティアグループであったり自治会の活動であったり、また新旧住民が融合した地域活動であったりと、活動のスタイル・内容は多様です。この小さな環のもつ多様性を尊重しつつ、お互いの環が横につながることで、行政に依存する行動パターンを脱し、新しい活動の可能性と自立への足がかりをつかむことが期待できます。
「地域(旧町村)」での協働の環づくり
2つ目の環は、近隣コミュニティレベルの小さな輪の結びつきが地域単位でまとまり、ネットワーク化されたものです。この地域単位のネットワークは、近隣コミュニティレベルの結びつき支援・補完する役割とともに、6つの環をつなぐ紐帯に象徴されるように、旧町村の地域を大切にしつつ協働のしくみを全市に広げるためのしかけや人材発掘を行うなどの中間的な繋ぎ手の役割を担います。
「市内全域」での協働の環づくり
6つの環をつなぐ紐帯が全市レベルでの協働のネットワークを表しています。この紐帯は上記(1)(2)のネットワークが白立にむけ成長してい<プロセスなしでは成立しないもので、このネットワークの最大の役割は、(1)(2)のネットワークとそこでの活動が市全域でより活発に展開されるよう支援・補完することです。
行政の位置と役割
3層の環(ネットワーク)が活性化するために下支えすることが行政の持つ役割です。そのためにはネットワークの自立と創意に満ちた展開をより確かなものにしていくために、市民と行政の間のルールづくり、協働を推進するための庁内の横断的な連携体制の整備を進めます。



